去る4月16日()のパン教室では、ベルギーのパン「クラクラン」にチャレンジしていただきました。
「クラクラン」はバターたっぷりのリッチな生地に、ワッフルシュガー(あられ糖)と香りづけのレモンの皮を混ぜ込んでから焼き上げる、風味と食感が楽しい表情豊かなパンです。

クラクランを作る上でのポイントは2つ。「まとまりにくく、焦げやすいの生地」の取り扱いです。クラクランはかなりの量のバターを使うために、手や指先にペチャペチャひっつき、成形するのも一苦労。さらにレモンの皮やワッフル糖を生地に混ぜ込むので、十分に注意していても焦げやすいパンなのです。

パン教室をご案内した時は秘密にしていた「焦げやすい」という特徴をカバーするためのひと工夫、それはワッフル糖とレモンの皮を入れる前のパン生地をあらかじめ取っておき、その生地でパンの表面をくるむことで、焦げやすい生地を直接火にあてないという工夫だったのです。その工夫はさらに、見た目はとってもシンプルなのに、ひと口食べた途端にレモンの香りが広がり、見かけとは違うまろやかな口当たりと奥深い味わいを感じるというクラクランの「意外性」にも繋がります。ひと手間加えることで、より一層美味しいパンに出会うことができるんです。

では、今回は特別に「クラクランが出来上がるまで」をノーカットでご覧いただきます。


(1) パン生地にワッフルシュガーとレモンの皮を加えてクラクランの「中身」を作ります


(2) 「中身」の生地をこねます


(3) 「中身」の生地を切り分け、成形します


(4) あらかじめ取っておいたパン生地を薄く伸ばして「外側」を作ります


(5) 薄く伸ばした「外側」の生地で、成形しておいた「中身」を包みます


(6) さらに形を整えます


(7) 全卵を塗ってワッフルシュガーをトッピング、そしてオーブンへ


(8) うーん、美味しそう!


(9) とっても美しい焼き上がりです


(10) サイドメニューはキャロットラペとアスパラガス、生ハム、トマトでした


「帰りの車内は、レモンとバターの香りで一杯になるね!」とお話をされている皆さんの笑顔に、わたしもとってもハッピーにしていただいた午後でした。
ご参加くださいました皆さま、大変ありがとうございました。